既存住宅のリフォームやリノベーションは、持家ばかりではなく借家でも、DIY型がにわかに注目され始めています。
そのため、DIYリフォームアドバイザー®が関わる DIY型リフォームの対象は持家だけでなく、DIY型賃貸借の借家も含み、それぞれ戸建もマンション（集合住宅）も対象となります。
①自宅のDIY型リフォームの実践
②DIY型賃貸借物件のDIY型リフォームの実践
③DIY型リフォームのアドバイス＆サポート
④古民家再生のアドバイス＆サポート
⑤空き家利活用のアドバイス＆サポート
⑥オフィス・店舗などの改装サポート
DIYリフォームアドバイザー®の資格を取得後、技術・技能と美的感性を磨いて行けば、職能人としての独立も夢ではありません。
将来の活躍の場は持家やDIY型賃貸借物件にとどまらず、増え続ける空き家の利活用やオフィス・店舗などのDIY型リフォームや古民家再生など職能の領域はどんどん拡大することでしょう。
≪市場環境≫
若年世代の住まいでの「自己表現」ニーズの高まり
≪考え方・活躍の可能性≫
①DIY型リフォームは企画商品化住宅との差別化戦略の重要な概念
②工務店にDIY型リフォームに関するアドバイザーが必要となっている。特に営業部門
③無垢材を使ったリフォーム受注促進にDIYリフォームアドバイザー®が貢献できる
④自社主催のDIYリフォームセミナーの開催で新たな見込み客の発掘ができる
≪市場環境≫
住宅市場が新築主体からリフォーム市場へ徐々に移行・拡大
≪考え方・活躍の可能性≫
①DIY型リフォームのアドバイスができる人材が必要
②商品販売に加えてリフォーム分野への業態・業容の拡大のための人材育成に最適
③ショールームは、見せる場からリフォームのコンサルティングの場に
≪市場環境≫
省エネ設備リフォームが伸びる
≪考え方・活躍の可能性≫
①設備施工事業者のリフォーム事業への業態転換に建築知識のある人材が必要
②省エネ設備への転換時に仕上げのリフォーム需要が拡大
③設備技術者がDIYリフォームアドバイザー®資格を持つことでリフォーム需要が顕在化
≪市場環境≫
借家の空き家は増加の一途。誰しも空き家の所有者になる時代
≪考え方・活躍の可能性≫
①所有者の意志でリフォームするDIY型リフォームが借家の質の向上に寄与
②DIY型賃貸借、定期借家契約が空き家の利活用に貢献
③古い借家でも無垢材など自然素材リフォームにより若年層に魅力ある借家に
≪市場環境≫
既存住宅流通の拡大と空き家の増加
≪考え方・活躍の可能性≫
①中古住宅の仲介においてDIY型リフォームのアドバイスにより差別化できる
②DIY型賃貸借が借家空き家の活用に貢献できる
③中山間地の空き家対策や移住促進にDIYリフォームアドバイザー®が貢献できる
≪市場環境≫
有資格者が飽和状態で職能の領域を広げることが課題
≪考え方・活躍の可能性≫
①ICは住宅知識やデザイン力を生かしてDIY型リフォームのプランナーになれる
②整理収納ADは押入や棚などのDIY型リフォームの相談に応えられる
③職能者の多能化がビジネス活性化のために必要な時代
≪市場環境≫
高齢者世帯の増加、既存住宅の利活用が拡大
≪考え方・活躍の可能性≫
①住宅余りの時代で建築士はリノベーション、コンバージョンのニーズが拡大
②木造賃貸長屋など古い借家の空き家などはデザインとDIY型リフォームで再生へ
③長寿社会は自然素材で癒しの住空間のニーズが高まる
良質な古民家が再認識・評価され、行政も注目
《考え方・活躍の可能性》
⓵古民家は地域の財産としても評価され、DIYリフォームの対象として価値がある
②行政と連携して活動でき、社会的評価が高まる
③DIY型賃貸借制度などを駆使することで、空き家対策に貢献できる
≪市場環境≫
住宅の市場構造により魅力ある資格が変化してきている
≪考え方・活躍の可能性≫
①保有資格としてDIYリフォームアドバイザー®資格を持つことで職能の領域が拡大
②持家、借家共に空き家が増える時代。その利活用にDIY型リフォームが有効に機能
③新しい資格制度であり、自己研鑽によりパイオニアとして活躍できる可能性が高い
≪市場環境≫
豊かでゆとりができると美意識が高まる
≪考え方・活躍の可能性≫
①手芸・工芸より、住まいをキャンバスに自己表現を楽しむ
②DIY型リフォームは趣味と実益を兼ねた余暇を楽しむ一つの手法
③職人が不足する時代背景で欧米のように自らの手で住まいのメンテナンスができる